政治家とは高い志を持ち、国家や国民の将来を考えて行動する人のことを指しますが、親が政治家であっても同じ道を辿らずず全く違う業種であるタレントとして活動している政治家の息子さんもたくさんいます。
今回は政治家の息子でタレントといえば誰なのか、なぜ親の跡を継ぎ政治家にならなかったのかについて紹介していきます。
政治家の息子でタレントといえば誰?なぜ政治家にならなかった?
選挙活動や町中のポスターなどで見かける政治家、そして主にテレビの中で活躍するタレント、人の目に触れるという点では似ていますが、政治家の子供さんが芸能界入りするとかなり話題になりますよね。
また認知度の高いタレントが実は政治家の息子さんだったという場合もあります。
ここでは政治家の息子でありタレントとして活動している人にはどんな方がいるのか、政治家にならなかった理由なども併せて紹介していきます。
小泉孝太郎さん
政治家の息子さんであるタレントとして、まず一人目に思いつくのはやはり小泉孝太郎さんではないでしょうか。
小泉孝太郎さんの父親は元総理大臣の小泉純一郎さんであり、絶大な人気を誇った政治家として有名ですよね。
任期中は郵政民営化や道路公団民営化、派遣法緩和、医療制度改革、北朝鮮電撃訪朝・拉致被害者5人の解放などを実現。
2009年に政界を引退してからもその業績や人気は衰えることを知りません。
そんな小泉純一郎さんの息子である小泉孝太郎さんは2001年に芸能界へ入り、2002年にはドラマデビューを果たすなど現在も数々の場面で活躍中。
私が初めて見た小泉孝太郎さんのドラマは「アテンションプリーズ」で、独特の空気感にギャグや真面目さも加えた演技力に圧巻されたのを覚えています。
小泉孝太郎さんの家系は代々政治家であり、弟である小泉進次郎さんも政治家として活動していますが、驚くべきは一度も小泉純一郎さんから「政治家になれ」と言われたことはないということ。
むしろあんなに苦しい仕事はないぞと言われ、小泉孝太郎さん自身も自分の人生を歩みたいと思い役者という道を選びました。
総理大臣の息子が芸能界に入るなんて、当然周囲からの反対もあったことでしょう。
しかし小泉孝太郎さんの強い気持ちと父親からの応援で一歩を踏み出し、「小泉純一郎さんの息子」ではなく「小泉孝太郎さん」としての人生を手に入れることができたようです。
今では役者以外にもバラエティでも活躍されていて、生き生きと楽しそうな姿が魅力的ですよね。
上地雄輔さん
上地雄輔さんは1999年に俳優デビューを果たすと、その後フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」でおバカタレントとしてブレイク。
ヘキサゴン内で作られたユニット「羞恥心」では、つるの剛士さん、野久保直樹さんと共に高い歌唱力を披露しました。
オリコン週間2位記録やNHK紅白歌合戦にも出演し、現在も歌手兼俳優として活動をしています。
そんな上地雄輔さんの父親は横須賀市長の上地克明さんで、横須賀市のための構想や政策には並みならぬ力を注いできた人物。
時にはワンピース海軍将校姿で横須賀市のイベントをPRするなどかなりパワフルな市長として人気があるようです。
更に趣味としてバンド活動を挙げており、市長の傍ら「上地克明 with GOLD」として音楽活動もするなど、上地雄輔さんと同じで音楽が大好きなことが分かりますね。
上地雄輔さんは学生時代野球に没頭し、高校卒業後はそのまま俳優の道に進んでいるので初めから政治家などには興味がなかったと考えられ、将来については自分で自由に決められる環境があったのかもしれませんね。
櫻井翔さん
国民的アイドルとして世界中から愛されている嵐の櫻井翔さん。
櫻井翔さんといえばお金持ちの家庭出身として知られていて、父親が元総務事務次官の桜井俊さんであることはかなり有名なお話ですよね。
そんな元総務事務次官の息子さんがなぜジャニーズにいるのか、その経緯が気になるところ。
事務次官というポストは官僚でなんと国家公務員のトップ、それゆえ桜井俊さんの性格も真面目で厳格だったため、最初は翔さんの芸能界入りも反対していたそう。
しかし競争率が高く厳しい芸能界で一生懸命に頑張る息子の姿を見て、今ではコンサートにも顔を出すほど応援しているようです。
嵐の活動休止後も、ニュースキャスターやドラマなど多くの現場で活躍している櫻井翔さんを一番に応援しているファンなのかもしれませんね。
政治家の息子でタレントといえば誰?なぜ政治家にならなかった?まとめ
今回は政治家の息子でタレントといえば誰なのか、なぜ政治家にならなかったのかについて紹介していきました。
今回紹介したのは3人ですが、芸能界には他にも政治家を親にもつタレントさんがいます。
政治に携わる一族は跡を継ぐ印象がありますが、どんな形であれ、頑張っている子供の姿を見るのは嬉しいものですよね。