人気声優の浪川大輔さんは子供の頃から声優として活動していて、芸歴はすでに40年近くになりますが、これまでに多くのアニメや映画で人気のキャラを担当されていますよね
そんな浪川大輔さんの有名キャラや、映画の吹き替えなどはどんな作品があるのでしょうか。
また子役時代から声優を続けてこられ、一時は仕事がなかったこともあったそうなんです。
今回は浪川大輔さんがこれまでに担当された有名キャラや映画の吹き替え、また子役時代や仕事がなかった時期の理由について調査しました。
浪川大輔の有名キャラは?映画吹き替えや子役時代も
浪川大輔さんは2022年だけで8つのテレビアニメ作品で声優を担当されていて、映画や海外ドラマの吹き替えでも活躍されています。
今回はこれまでに浪川さんが担当した有名キャラを紹介していきます。
映画「E.T.」:主人公 エリオット役
浪川大輔さんが一躍売れっ子声優となった作品は「E.T」の主人公エリオット役で、元々はスティーブン・スピルバーグ監督は吹き替え版の制作を許してはいなかったそうですが、浪川さんの声を聞いて、この声なら…と吹き替え版のOKが降りたんだそう。
浪川さんが声優を担当したVHS版は1988年に発売され、当時浪川さんは10歳過ぎでした。
他にも子役時代の浪川さんは「ネバーエンディング・ストーリー」のアトレーユ役や、「グーニーズ」の主人公マイキー役など人気作品に出演しています。
スターウォーズシリーズ:アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役
浪川大輔さんの洋画吹き替えの代表作といえば、アナキン・スカイウォーカーではないでしょうか。
物語の場面毎に移り変わるアナキンの心情や変化や苦しみなどを、見事に表現してしていますね。
ハイキュー:及川徹役
「ハイキュー!!」は古館春一さんによる高校バレーを題材にした漫画が原作ですが、アニメ化され子供から大人まで人気の作品ですよね。
及川徹は主人公の高校のライバル校・青葉城西高校バレー部主将であり、影山の中学時代の先輩。
真面目な時とチャラチャラしている時の声のギャップが魅力のキャラクターでもありますね。
ルパン三世:石川五右衛門役
石川五右衛門の声優は1977年から2010年まで井上真樹夫さんが担当されていましたが、その後を受けついだのが浪川大輔さんです。
優しい声のイメージが強い浪川さんですが、石川五右衛門の渋さにもマッチしていていますよね。
君に届け:風早翔太役
「君に届け」は漫画作品ですが、アニメ化実写化もされている友情・恋愛などを描いている青春物語。
浪川大輔さんは主人公・黒沼爽子のクラスメイトである風早翔太役を担当していて、10代の繊細さや無邪気さ、背伸びした様子が伝わってくる作品ですよね。
原作から入ったというファンも納得の声のようで、絶大な人気を誇っています。
HUNTER×HUNTER:ヒソカ=モロウ役
「HUNTER×HUNTER」は冨樫義博さん原作の漫画ですが、1999年〜約1年半アニメも放送され、気まぐれでセクシーだけど危険なヒソカの魅力と浪川大輔さんの声がハマっていましたよね。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:ギルベルト・ブーゲンビリア役
主役であるヴァイオレット・エヴァーガーデンの陸軍時代の上官である、ギルベルト・ブーゲンビリアの声を浪川さんが演じています。
言葉も喋れなかったヴァイオレットを見守りながら、いつしか愛すようになるというキャラクターですが、葛藤しながらも任務を全うするギルベルト少佐に感動した方も多いのではないでしょうか。
浪川さんが担当した人気キャラクターや映画吹き替えは非常に多く、他にも「鬼滅の刃」の鋼鐵塚(はがねづか)役や、映画「ターミネーター」のジョン・コナー役なども有名ですね。
浪川大輔に過去仕事がなかった理由は?
- 本名:浪川大輔(なみかわだいすけ)
- 生年月日:1976年4月2日(47歳)2023年5月現在
- 出身地:東京都
- 身長:173センチ
- 職業:声優・俳優・歌手
- 活動期間:1985年~
- 所属事務所:ステイラック
1985年の小学2年生〜劇団こまどりに所属し、子役として「E.T」の主人公や「ネバーエンディング・ストーリー」「グーニーズ」などの吹き替えの声優を務めた浪川さん。
スティーブン・スピルバーグ監督にアフレコ技術を高く評価され、注目されるようになったキッカケだったそうですが、この頃は多忙で学校にも行けず「E.T」というあだ名を付けられていじめられていたそうです。
そんなストレスから太ってしまったり、仕事をさぼることもあったそう。
仕事より同世代と同じようにゲームセンターに行ったり、台本を読まなくなったりと大人からすると仕事がしにくい状態になってしまったことで、仕事が激減。
その影響は15年くらい続いたようですが、もう一度声優の世界で頑張ろうと決意し、当時働いていたアパレル会社を退職しています。
過去に迷惑をかけた制作会社に謝罪し、徐々に声優の仕事が増えていき、また自分の高い声が大人の役に適さないことがコンプレックスだったこともあり、克服するための努力もしたと話されていました。
- タバコ3本一気吸い
- カラオケでお酒を飲み、歌いまくる
- 1日の締めに氷枕を抱いて寝る
などを繰り返した結果、低音ボイスを手に入れたそうです。
今は誰もが知っている人気声優として活躍されていますが、声優にかける思いの強さも伝わりますよね。
浪川大輔の有名キャラは?吹き替えや子役時代と仕事がなかった理由もまとめ
今回は浪川大輔さんの演じた有名キャラや吹き替え、また子役時代に仕事がなかった理由について紹介しました。
子役時代から大人の声優として活躍していくことはかなり大変だったようですが、再起されてから現在の地位を確立していることがすごいですよね。
これからも様々な役を演じる浪川さんの声を聞いてみたいですね。